3DプリンターDreamerスライスソフト枝状サポートについて
ブログ7g
Dreamer専用スライスソフトFlashPrintには三種類のスライスエンジンがあります。
FLASHFORGE社オリジナルスライスエンジンはffslicerです。
スライスエンジンの中でも最もスライスのスピードがはやいです。
では、スライスエンジンffslicerについて説明させて頂きます。
ffslicerでスライスを行う場合は、事前にオブジェクトのサポート材を設定する必要があります。(ffslicerのサポート形状は木の枝のような形になります。)
まずは、3DプリンターソフトFlashPrintを立ち上げてから、3Dデーター(SLAファイル)をロードします。
(本日はメガネを出力してみます)
左上のメニューから編集をクリックして、一番したのサポート材を選択すると、以下画像のように画面上の表示アイコンが変わります。
ここでは、自動でサポート材をオブジェクトへ追加したり、或いはサポート材を手動で付けたいところだけ付けることができます。
また、自動サポートを実行した後に、必要ないと判断したサポート材は取り消すこともできます。
まずはアイコンAで自動サポートをクリックすると、コンピューターが勝手に判断して、オブジェクトへサポート材を付けます。(枝状サポートといいます。)
更に追加したい場合は、左側のアイコン(追加)をクリックして、マウスで画面上のオブジェクトを左クリックしっぱなしで、マウスをプラットフォームの底面に移動すると、新たなサポートが追加されます。サポート材を消したい場合は左側のアイコン消除をクリックして、マウスを消したいサポートにおくと、緑色のサポート材が薄い水色に変わります。その後、左クリックするとサポート材が消えます。
サポート材設定が完了したら、右上のアイコンでロード画面に戻ることができます。
(現在のサポートファイルを保存しますか)とメッセージがでると思いますが、いいえをクリックしても、追加されたサポートはオブジェクトの一部として画面上に現れます。
現在のサポート材で問題なければスライスをクリックして、パラメーターの設定を行います。スライスエンジンは三番目のffslicerを選択します。このよう枝状サポート材はffslicerのみ対応しております。
注意!
枝状サポート材はABS樹脂には向いてないので、PLA樹脂でのプリントでよく使われます。左右ヘッドで二色プリントと異なる樹脂でサポートしたい場合は左ヘッドにサポート材の樹脂を選択します。
(テストはPLAでのシングルヘッドプリントになりますので、右ヘッドはPLA樹脂を選択します。サポート材とラフトも右ヘッドを選択します。)
解像度は高いまたは、ハイパーを選択します。精度を上げると、プリント時間は長くなりますが、より精密で綺麗な造型ができます。
最後に、その他のオプションで、温度をプラットフォーム60度に変更してOKをクリックしてスライススタート!
スライス後のデーター(Gコード)に問題なければ、このまま3DプリンターDreamerにファイルを転送してプリントを実行します。
次回はデュアルヘッド3Dプリンターエクストルーダーの分解掃除&ヘッド交換についてです。
Syuumei;)
FLASHFORGE JAPAN