底面が反ってしまいモデルの形が崩れてしまう

 

底面が反ってしまいモデルの形が崩れてしまう場合、どうすればいいのか

 

大きなモデルを印刷するとき、最初の数層がプラットフォームにしっかり付着していても、時間が経つにつれてモデルが丸まったり変形したりしてしまうことがあります。
この反りがひどい場合には、モデルの一部がプラットフォームから外れ、印刷自体が失敗する場合もあります。

このような症状は、ABSなどのプラットフォームを高温にする必要のあるフィラメントを使用して、非常に大きいモデルを印刷する場合によく起きます。

この問題の主な原因は、フィラメントには冷却されるにつれて収縮する性質があるためです。

たとえば、ABSフィラメントを230℃で印刷した後、室温まで冷却すると、約1.5%収縮します。
これは大きなモデルの場合、数ミリメートルの収縮に相当することがあります。

印刷時間が経つにつれ、連続する各レイヤーが徐々に変形し、モデル全体が沿ってベッドから分離してしまうかもしれません。

 

加熱式プラットフォームを使用する

FLASHFORGEの3Dプリンターの中には、加熱式プラットフォームがついている機種とそうでない機種があります。
たとえば、ABSフィラメントの場合、プラットフォームの温度を100℃前後に設定するのが一般的です。

これによって、各レイヤーにおける塑性収縮量はかなり小さくなります。

プラットフォームの温度を調整するには、[一般的な]タブを開いて[プラットフォーム]から調整できます。

 

冷却ファンを無効にする

ABSなどのフィラメントで印刷する場合は、外部冷却ファンをすべて無効にすることが有効です。
これによって、すべてのレイヤーを長期間暖かく保つことができ、印刷成功する確率が高くなります。

FlashPrintでスライス時に[冷却]タブの[冷却ファン状態]から変更できます。

 

プラットフォームの表面(テープ、接着剤、および材料)

印刷を開始する前に、プラットフォームにほこり、油脂、または油が付いていないかを確認することをお勧めします。
また、プラットフォームを水や無水エタノールなどで拭いてキレイにすると、定着しやすくなります。

スティックのりなどを使用していただくことによって、より定着しやすくなります。

 

ラフトを有効にする

以上をすべて試したうえでも反ってしまう場合は、ラフトを有効にすると反らなくなるかもしれません。
ラフトの高さはたったの数層なので、端を押さえて反りを少なくするのに役立ちます。

FlashPrintでスライス時に[ラフト]タブの[ラフト有効]から変更できます。