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FLASHFORGE社レイヤ50ミクロンでの3Dプリント

FLASHFORGE社レイヤ50ミクロンでの3Dプリント

FLASHFORGE社レイヤ50ミクロンでの3Dプリント
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3DプリンターDreamerなら造型レイヤーを最も細かくて50ミクロンまで設定できます。
一般のパーソナル3Dプリンターの場合100ミクロンがベースですが、50ミクロンでプリントするとほぼレイヤーが見えないほど造形物の表が滑らかに感じます。

今日は造型レイヤーの設定について書いていきます。
機種:3DプリンターDreamer
スイスエンジン:FlashPrint

このような細かいレイヤーで造型を行うにはすべての3Dデーターに適応するわけではございません。お勧めデーターとして円柱状、丸くてサポートが必要ないモデル、例えば花瓶のオブジェクトなど。。。

通常、FDM型3Dプリンターだと造型レイヤーが0.1mmなので、花瓶またはグラスのような造型を行うと、水を入れてもレイヤの隙間から水漏れする現象が起きています。そのため実際に商品として扱うには理想的ではないのですが、0.05mmのレイヤの厚さでプリントすると水漏れしないことに気づきました。

早速ですが、50ミクロンのプリント設定を行っていきます。
ソフトFlashPrintを立ち上げます。
<注意:なるべく、サポートが必要ないモデルを選択しましょう!>
画像のような、オブジェクトが一番理想的です。
キャプチャ

スライスを行います。50ミクロンで造型するにはPLA樹脂がお勧めです。
溶ける温度が割りと低くて、ヘッドから押し出された樹脂が固まるのもABSより時間がかかるので下の層の樹脂にくっ付きやすいからです。
サポートなし、ラフトなし、そして解像度にはハイパー(高精度)
そして、花瓶モードにチェックを入れます。(充填が0パーセントになります。)
キャプチャ2
その他のオプションの<レイヤ>でレイヤーの高さを0.05mm(50ミクロン)、第一層目のレイヤーを0.1mmに設定します。
キャプチャ3

それから充填率を10パーセントに変更します。(ここでの充填率はモデルの外壁の中身となります。外壁が薄いほど充填率を下げます。時には0パーセントでも構いません。)
キャプチャ5

プリント速度はオブジェクトが小さいほどスピードを上げます。オブジェクトのサイズが大きいほど造型スピードを下げます。FlashPrintの場合30パーセントから60パーセントがベースです。それからプラットフォーム温度を60度に設定します。
キャプチャ6

最後に<ファンを有効にする>のところを必ず<はい>に設定します。
PLA樹脂は造型中に素早く冷やしていく必要があります。
パラメーターの設定が完了したら、OKを押してスライスを実行します。
キャプチャ7

こちらが50ミクロンでプリントした完成品となります。
見た目はほぼレイヤが感じないほど細かくプリントされています。
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朴 秀明
FLASHFORGE JAPAN