3DプリンターDreamer板型サポート材について
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【 スライスエンジンSkeinforgeの応用】
3Dプリンター専用スライスエンジンの中でも、多くはオランダのウルチメイカ、アメリカーのメイカボット、イギリスのレップラップのように、オブジェクトのサポート材として、板型がよく使われています。
(その理由としては、プリント後のサポート材が取り外し易いことと、サポート材の量が割りと少ないからである。)
ここで紹介されるDreamer専用スライスエンジンであるFlashPrintにもこのようなサポート材がお使いになれます。それでは、板の形をしたサポート材についてご紹介させて頂きたいと思います。
①ソフトの立ち上げ:パソコン上のFlashPrintを起動します。
左上のファイルをクリックして、上から三番目のロードファイルからデーターを読み込みます。
②ファイルを開いて、スライスをクリックして、スライスエンジンをSkeinforgeを選択します。(板型サポートならSkeinforgeのみ対応しております。)
③フィラメントの設定とプリントヘッドの設定
右ヘッドにABS樹脂を選択します。
(左ヘッドではプリントしませんので、そのまま放置)
注意:スライスエンジンSkeiforgeでは右ヘッドで単色プリントがベースとなります。Skeiforgeはデュアルヘッドプリントに対応しません。
サポート材は有効にチェックを入れて、ラフトも有効にチェックを入れます。
④解像度:プリントするレイヤーの厚みと全体的のクオリティをさします。
より高い質でプリントしたい場合は解像度に(高い)にチェックを入れます。
スカートとはプリントを準備するための最初に押し出される樹脂のことです。
(スカートが提示される場合はスカートにチェックを入れましょう。)
(編集可能なサポート材は3番目のスライスエンジンFFSlicer専用になりますので、チェックを外しましょう。)
⑤その他のオプション レイヤ:
今回のモデルは細高いフィギュアなので、足の部分がかなり欲しいため、外枠の暑さを2に変更します。
(外枠の暑さとは、モデル本体の外壁の枚数のことをさします。より、丈夫なプリントを目指す場合は3とかでも構いません。)
⑥その他のオプション 温度
ABS樹脂なので、ヘッド温度を230度に設定します。
プラットフォーム温度を115度に設定します。
PLA樹脂の場合はヘッドが210~220度、プラットフォームが50~60度
⑦(その他)は特に設定を変える必要はございません。
これで、問題なければ、OKを押して、スライスを実行します。
⑧スライスが終了すると、画像のように、板の形をしたサポート材がオブジェクトを囲んでる様子が確認できます。
次回は枝形サポート材について書いていきます。
Syuumei;)
FLASHFORGE JAPAN